「ぶどう」のお話 ブドウ歴史  2005  2006  2007 2008 2009  2010 2011  棚づくり

9月9日、庭のぶどうの木に最後に残った2房を収穫しました。今年のぶどうの楽しみはこれで終わり・・・・

でも、今年のぶどうは数こそ少なかったけど、ほんとに「巨峰」らしく、大きい実がなりました。

昨年の秋ぐち、虫が入り、太い幹の半分くらいから先のほうが全部枯れてしまったのです。それで今年は「ダメだろう・・・」と思っていたのに、かえってそれが強剪定したような結果になってしまい、枝の勢いのいいこと、嬉しい誤算でした。木の栄養が全ての実に充分届いたようです。
ぶどうの根っこは庭の草の捨場の下に伸びており、いつも水分が充分に吸い上げられる状態になっているのが良かったのでしょうか。。

この夏は朝、5時過ぎに起きてすぐ庭に出て、ぶどう棚を見上げ、写真を取ったり、葉っぱや要らない芽を摘んだりと庭の花以上にかわいがりました。幹に入った虫はアリ用のノズルのついた殺虫剤を買ってきて、一穴一穴見つけるごとに差し込んで、丁寧に殺虫剤を注入して、進入を防いでいます。

ぶどうの約3ヶ月間の軌跡を追ってみました。

                 
                  5月21日                                  6月18日


  

              6月21日                                     6月24日


  

               7月2日                                      7月7日


 

               7月27日                                      8月5日


 

                  8月10日                                 8月17日       

           

            8月30日                                       9月9日


15房の行方は・・・2房ずつ主人とチーちゃんに送り、後は職場とあーちゃんと私の口に入りました。大粒で甘くて、ほんとl買ったものと変わりません。それ以上に実が締まって新鮮そのもの。  来年は今年の実と同じ大きさで30房を目指します。(写真も同じ場所から同じ大きさ、同じ角度で写さなくちゃネ)


10月25日
のモモの散歩で500mくらい離れたお宅の「ぶどう名人」にやっと会うことが出来ました。ここのおじいちゃん(おじちゃん)は家の道路に面した南庭一面にぶどうを作っていて毎年見事なできばえです。
ずーっと前に一度お会いして世間話、その時も少しぶどうの作り方を少し教えてもらったんだけど、やっと詳しく聞くことが出来ました。
ほんの要点だけだけど、今日聞いた点をまとめておきます。


今年のこれから(11月以降)

● 剪定 ぶどうのなった枝の節を6〜7節目(多くても10くらい)で切る。
● 幹に入った虫を一番に気をつける。そのために、幹の皮を出来るだけむく。
● 実を取り終わったら、堆肥等入れる(御礼肥料)
● 虫の入った枝はこまめに切って捨てる。

来 年

● 今年の枝から新しく出た枝に付いた花芽が3個くらい出来るので、1〜2個に芽掻きする。
● 6月に虫が卵を産み付けるので、スミチオンで消毒することを忘れない。
● 花振るい(花が咲いたら振るって余計な花を落とす?とか)をして、余計な実の元を取り去る。
● 実のできたての頃に上のほうと先の方の実をカットして、1房を25〜30に整える。
● 実が大きくなり出したら、ともかく芽掻き、芽掻きで、新しい芽を摘み取って、木をいじめること(おじさ んがそう言った)。
● おじさんの家のはタルレット?とか言う品種で、「巨峰」の方が難しいとのこと。

● 木が弱ってきたら、脇から枝が出てくるので、その枝を伸ばして大きくする。約20年以上過ぎてから。


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